eLabo利用規約
トライアル版サービス利用規約
この規約(以下「本規約」といいます。)は、ラピセラ株式会社(以下「当社」といいます。)が提供する本サービス(第2条で定義します。)の利用に関して、本サービスをご利用になる方に同意していただく必要のある事柄を記載しています。本サービスをご利用になる方が本サービスをご利用になる際には、本規約が適用されます。本サービスをご利用になる方は、本規約に同意する前に必ず全文につきご確認いただきますようお願いいたします。
第1章 総則
第1条(総則・適用範囲)
- 本規約は、本サービスの利用に関する基本的な事項を規定します。
- 本規約は、本サービスの利用に関し、当社及びユーザー(第2条で定義します。)に対して適用されます。
- 当社が、当社ウェブサイト若しくは当社アプリ利用画面上に本サービスに関する個別規定若しくは追加規定を掲載する場合又は電子メール等により本サービスに関するルール等を発信する場合、それらは本規約の一部を構成するものとし、個別規定、追加規定又はルール等が本規約と抵触する場合には、当該個別規定、追加規定又はルール等が優先されるものとします。
第2条(定義)
本規約において使用する以下の用語は各々以下に定める意味を有するものとします。
- 「eLabo」とは、当社が提供する装具設計支援及び装具製造委託専用アプリケーション(理由の如何を問わずその名称又は内容が変更された場合の当該変更後のアプリケーションを含みます。)をいいます。
- 「本サービス」とは、当社が「eLabo」を用いて提供するサービスのうち、無償で提供する装具設計支援のトライアルサービスをいいます。
- 「ユーザー」とは、本サービスを利用する法人又は個人をいいます。
- 「登録希望者」とは、本サービスの利用を希望する法人又は個人をいいます。
- 「利用登録」とは、第3条に規定する方法に従って、登録希望者が行う本サービスの利用登録をいいます。
- 「登録情報」とは、当社の定める一定の情報であって、登録希望者及びユーザーが利用登録時に登録した情報及びかかる情報についてユーザー自身が追加、変更を行った場合の当該情報をいいます。
- 「アカウント」とは、各ユーザーが保有する、本サービスの利用に関する権利の総体をいいます。
- 「パスワード」とは、登録情報と組み合わせて、ユーザーとその他の者とを識別するために用いられる符号をいいます。
- 「当社ウェブサイト」とは、そのドメインが「https://rapithela.co.jp/」であって、当社が運営するサービスに関するウェブサイト(理由の如何を問わず、当社のウェブサイトのドメイン又は内容が変更された場合は、当該変更後のドメインを含みます。)をいいます。
- 「知的財産権」とは、著作権(著作権法第27条及び第28条の権利を含みます)、特許権、実用新案権、商標権、意匠権その他の知的財産に関する権利(それらの権利を取得し、又はそれらの権利につき登録等を出願する権利を含みます。)をいいます。
- 「装着者」とは、ユーザーが本サービスを利用して設計した義肢装具を使用することが想定される個人をいいます。
第2章 利用登録
第3条(登録)
- 登録希望者は、本規約を遵守することに同意し、かつ登録情報を当社の定める方法で当社に提供することにより、当社に対し、本サービスの利用登録を申請することができます。
- 登録希望者は、次の各号の事由を確約します。
- 当社に提供された登録情報の全部又は一部につき虚偽がないこと
- 本サービス又は当社が提供するその他のサービスの利用に際して、過去にアカウント削除等の利用停止措置を受けたことがなく、又は現在受けていないこと
- 登録希望者(登録希望者が法人である場合には、登録希望者及びその役員)が反社会的勢力(暴力団、暴力団員、暴力団員でなくなった時から5年を経過しない者、暴力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋等、社会運動等標ぼうゴロ又は特殊知能暴力集団、その他これらに準ずる者をいいます。以下同じ)に該当しないこと、反社会的勢力が経営を支配若しくは経営に実質的に関与していないこと、又は反社会的勢力に対する資金提供その他反社会的勢力と社会的に非難されるべき関係を有していないこと
- 当社からの登録希望者へのアカウントの発行をもって、ユーザーとしての登録が完了したものとします。
- ユーザーは、利用登録にあたっては、真実かつ正確な情報を提供しなければなりません。当社は、ユーザー自身が登録した登録情報を前提として、本サービスを提供いたします。
登録情報の内容に虚偽、誤り又は記載漏れがあったことによりユーザーに生じた損害について、当社は一切責任を負いません。 - ユーザーは、登録情報に変更が生じた場合は、自己の責任において、当社の定める方法により速やかに登録情報を変更するものとします。
- 前項の変更を怠ったことにより当社からの通知が不到達となった場合、当該通知は通常到達すべき時に到達したとみなされるものとします。
第4条(登録情報及びパスワードの管理)
- ユーザーは、自己の責任において登録情報及びパスワードを管理及び保管するものとし、これを第三者に利用させ、又は貸与、譲渡、名義変更若しくは売買等をしてはならないものとします。当社は、登録情報及びパスワードの一致を確認した場合、当該登録情報及びパスワードを保有するユーザーが本サービスを利用したものとみなします。
- 登録情報又はパスワードの管理不十分、使用上の過誤、第三者による窃取又は使用等による損害の責任は、当社の故意又は重大な過失による場合を除き、ユーザーが負うものとし、当社は一切の責任を負いません。
- ユーザーは、登録情報又はパスワードが第三者により窃取又は使用されていることが判明した場合には、直ちにその旨を当社に通知するとともに、当社からの指示に従うものとします。
第3章 利用条件
第5条(利用料)
本サービスは当社により無償で提供されます。
第6条(本サービスの利用)
- ユーザーは、「eLabo」による装具設計支援サービスのトライアルの目的のためにのみ本サービスを利用するものとします。
- 「eLabo」による装具設計支援サービスの商業的利用および「elabo」による装具製造受託サービスを利用するためには、別途「eLabo」ビジネス版の登録が必要です。ビジネス版は、法人又は個人事業主(その役員及び従業員等の中に1人以上の義肢装具士がいる場合に限ります)向けサービスであり、その他の方が登録をすることはできません。また、ビジネス版を利用して当社に装具の製造委託をする場合には、別途委託料が発生いたします。
- 「eLabo」及び本サービスは、日本国内での利用を前提に提供されるものです。ユーザーは、日本国外における「eLabo」のダウンロード及び本サービスの利用が本規約のみならず日本又は外国の法令に違反する可能性があることを認識し、「eLabo」のダウンロード及び本サービスの利用を日本国内でのみ行うものとします。
- ユーザーは、有効に利用登録されている期間内に限り、第1項に定める目的かつ本規約に違反しない範囲内で、当社の定める方法に従い、本サービスを利用することができます。
- 本サービスの提供を受けるために必要なコンピューター、ソフトウェアその他の機器、通信回線その他の通信環境等の準備及び維持は、ユーザーの費用と責任において行うものとします。
- 本サービスは、ユーザーがユーザーの責任のもとで行う装具の設計を支援するために提供されるものであり、当社が装具の設計者としての責任を負うものではありません。ユーザーは、本サービスを利用して設計された装具の設計者としての責任を負い、関連法令の遵守及び本サービスを利用して設計された装具の設計の適切性、目的適合性等について自ら確認するものとします。
- ユーザーが本サービスの利用に関してインターネット回線を通じて行う情報の伝達及び意思表示は、当社のサーバに当該情報や意思表示に関するデータや信号等が送信され、当社のシステムに当該情報や意思表示の内容が反映された時点をもって、当社に到達したものとみなします。
第7条(禁止行為)
- ユーザーは、本サービスの利用にあたり、自ら又は第三者をして以下の各号のいずれかに該当する行為をしてはなりません。
- 法令、裁判所の判決、決定若しくは命令又は法令上拘束力のある行政措置に違反する行為及びこれらを助長する行為、又はそのおそれのある行為
- 当社又は他のユーザーその他の第三者に対する詐欺又は脅迫行為
- 公序良俗に反する行為、又はそのおそれのある行為
- 当社、他のユーザー又は第三者の知的財産権、肖像権、プライバシー、名誉、その他の権利又は利益を侵害する行為又はそのおそれのある行為
- 本サービスの運営を妨害し、又は当社若しくは本サービスの信用を毀損する行為、又はそのおそれのある行為
- 「eLabo」の全部又は一部の逆アセンブル、逆コンパイル若しくはリバースエンジニアリングを行い、又はその他の方法でソースコードを抽出する行為
- 本サービス又は当社の業務を妨害することを目的に「eLabo」のネットワーク又はシステム等に過度な負荷をかける行為
- 「eLabo」に接続しているシステム全般に権限なく不正にアクセスし又は当社設備に蓄積された情報を不正に書き換え若しくは消去する行為、その他当社に損害を与える行為
- コンピュータ・ウィルスその他の有害なコンピュータ・プログラムを含む情報を送信する行為
- 「eLabo」のサーバ等のアクセス制御機能を解除又は回避する方法で利用する行為
- 他のユーザーの情報の収集を目的とする行為
- 当社又は他のユーザーその他の第三者に成りすます行為
- 他のユーザーのアカウントを利用する行為
- 自己のアカウントを第三者に利用させる行為
- 「eLabo」の複製、翻訳、翻案等の改変行為
- 「eLabo」の販売、配布、再使用許諾、公衆送信(送信可能化を含みます。)貸与、譲渡又はリースその他の処分行為
- 反社会的勢力への利益供与行為
- 本規約並びに本サービスの趣旨及び目的に反する行為
- 前各号の行為を直接又は間接に惹起し、又は容易にする行為
- その他、当社が不適切と判断する行為
第8条(ユーザーの退会)
- ユーザーは、所定の方法により本サービスを退会することができます。本サービスを退会したユーザーは、退会の時点から本サービスを利用することができなくなるものとします。
- ユーザーは、退会後も、当社に対する本規約上の一切の義務及び債務を免れるものではありません。
- ユーザーが本サービスを退会した場合、当社は速やかに当該ユーザーのアカウントを削除いたします。ただし、当社は、ユーザーが本サービスを退会した後も、第11条第3項に定める情報を保有及び利用することができるものとします。
- 退会後、再度本サービスの登録を希望する際は、再度登録手続を行う必要があります。ユーザーは再度の登録手続後、退会前のデータが引き継がれないことを予め承諾するものとします。
第9条(規約違反の場合の措置等)
-
当社は、ユーザーが次の各号のいずれかに該当し又は該当するおそれがあると当社が判断した場合には、当社の裁量により、当該ユーザーのアカウントの削除又は当該ユーザーによる本サービスの利用の一時停止若しくは制限をすることができるものとします。
- 本規約のいずれかの条項に違反した場合
- 当社に提供された登録情報の全部又は一部につき虚偽の事実があることが判明した場合
- 監督官庁から営業許可等の取消、停止等の処分を受けた場合
- 仮差押、仮処分、強制執行、担保権の実行としての競売等の申し立て若しくは破産手続開始、民事再生手続開始、会社更生手続開始の申し立てがあった場合、清算に入った場合、任意整理を開始した場合又は支払停止、支払不能等の事由が生じた場合
- 解散又は事業の全部若しくは重要な部分の譲渡の決議をした場合
- 当社からの問い合わせその他の回答を求める連絡に対して30日間以上応答がない場合
- 本サービスの利用に際して、過去に本サービス利用停止又はアカウント削除等の措置を受けたことがあり、又は現在受けている場合
- 反社会的勢力である、反社会的勢力が経営を支配若しくは経営に実質的に関与している、又は反社会的勢力に対する資金提供その他反社会的勢力と社会的に非難されるべき関係を有していると当社が判断した場合
- 本サービスの運営・保守管理上必要であると当社が判断した場合
- その他前各号に類する事由があると当社が判断した場合
- ユーザーは、アカウント削除後も、当社に対する本規約上の一切の義務及び債務を免れるものではありません。
- 当社は、ユーザーのアカウント削除後も、第11条第3項に定める情報を保有及び利用することができるものとします。
- 当社は、本条に基づき当社が行ったアカウントの削除、又は当該ユーザーによる本サービスの利用の一時停止若しくは制限行為によりユーザーに生じた損害について一切の責任を負いません。
第4章 本サービスの提供
第10条(本サービスの変更、追加、廃止及び中断等)
- 当社は、当社の判断により本サービスの内容の全部又は一部を変更又は追加することができるものとします。
- 当社は、当社の判断により本サービスの全部又は一部の提供・運営を終了することができるものとします。当社は、当社の判断により本サービスの全部又は一部の提供・運営を終了する場合、当社が適当と判断する方法でユーザーにその旨通知いたします。ただし、天災等の不可抗力による場合等緊急の場合はユーザーへの通知を行わない場合があります。
-
当社は、次の各号のいずれかの事由が生じた場合には、ユーザーに事前に通知することなく、本サービスの一部又は全部を一時的に中断することができるものとします。
- 本サービス用のハード・ソフト・通信機器設備等に関わるメンテナンスや修理を定期的又は緊急に行う場合
- アクセス過多、その他予期せぬ要因でシステムに負荷が集中した場合
- ユーザーのセキュリティを確保する必要が生じた場合
- 電気通信事業者の役務が提供されない場合
- 地震、水害、感染症の流行等の天災、火災、停電、その他の不慮の事故又は戦争、紛争、動乱、暴動、労働争議等により本サービスの提供が不能又は困難となった場合
- 法令若しくはこれに基づく措置又は司法機関若しくは行政機関による命令若しくは協力要請により本サービスの運営が不能又は困難となった場合
- その他前各号に準じ当社が必要と判断した場合
- 当社は、本条に基づき当社が行った措置によりユーザーに生じた損害について一切の責任を負いません。
第11条(情報の収集、解析及び取扱い)
- 当社は、本サービスにおいて、ユーザーから、装着者に提供予定の装具の設計データ及び使用目的並びに装着者の年代及び性別の情報(以下「設計情報」といいます。)を取得します。当社において、設計情報によって特定の個人を識別することはできず、また、当社が設計情報以外に装着者に関する情報を取得することは一切ありません。
- 当社は、登録情報、本サービスを通じて収集したユーザー行動データ等その他のユーザーに関する情報及び設計情報の取扱いについて、当社ウェブサイトに記載のプライバシーポリシーに従うものとし、ユーザーは、当該プライバシーポリシーに従って当社が当該情報を取り扱うことについて同意するとともに、ユーザーの責任において装着者の同意を取得するものとします。
- 当社は、登録情報、本サービスを通じて収集したユーザー行動データ等その他のユーザーに関する情報及び設計情報を、当社の裁量で、「eLabo」の機能の維持、保全、修正及び改良、本サービスの提供及び運用並びに本サービスを含めラピセラが提供するサービスや商品のの開発、改良及び品質の向上の目的のために利用し、又は個人を特定できない形での統計的な情報として利用することができるものとし、ユーザーはこれに同意するとともに、ユーザーの責任において装着者の同意を取得するものとします。
- ユーザーは、自己の事業上取得する個人情報を自らの責任で管理するものとします。また、ユーザーは、登録情報及び設計情報以外にはユーザー、装着者又は第三者の個人情報を当社に送信その他の方法により開示しないものとします。なお、本規約において「個人情報」とは、個人情報の保護に関する法律に定める意味を有します。
第12条(保証の否認及び免責)
- 当社は、本サービス又は本サービスを通じて提供されるコンテンツその他本サービスによりユーザーが取得し得る一切の情報が、ユーザーの特定の目的への適合性、商品的価値、正確性、有用性若しくは完全性を有すること、本サービスの利用がユーザーに適用のある法令及び業界団体の内部規則等に適合すること若しくは第三者の権利を侵害しないこと、又は「elabo」若しくは本サービスにセキュリティ上の欠陥、エラー、バグ若しくは不具合が生じないことについて、何ら保証するものではありません。
- 当社は、本サービスが全ての情報端末に対応していることを保証するものではなく、また、仮に本サービスの利用開始時に対応していた場合でも、本サービスの利用に供する情報端末のOSのバージョンアップ等に伴い本サービスの動作に不具合が生じる可能性があることにつき、ユーザーはあらかじめ了承するものとします。当社は、かかる不具合が生じた場合に当社が行うプログラムの修正等により当該不具合が解消されることを保証するものではありません。
- ユーザーは、AppStore、Google Play等のアプリストアの利用規約の変更等に伴い、本サービスの一部又は全部の利用が制限される可能性があることをあらかじめ了承するものとします。
- 当社は、本サービスのサーバ上にユーザーが保存した情報の保管を保証するものではありません。
- 当社は、本サービスの提供の中断、停止、終了、利用不能若しくは変更、本サービスのサーバ上にユーザーが保存した情報の削除若しくは消失、アカウントの削除若しくは消失、機器の故障若しくは損傷に起因する損害その他事由の如何を問わず、本サービスに起因又は関連して生じた損害につき、賠償する責任を一切負わないものとします。
- ユーザーが本サービスを利用するにあたり、法令に基づいてユーザーが遵守すべき事項を遵守していなかった場合、当社はそれに一切関与せず、何らの責任も負わないものとします。
第5章 一般条項
第13条(権利の帰属)
- 「elabo」及び本サービスにおいて当社が提供するコンテンツ等(これらの修正及び改良を含みます。)に関する一切の知的財産権は、当社又は当社にライセンスを許諾している者に帰属します。当社は、ユーザーに対し、本規約上で明示する以外のいかなる権利を認めるものではありません。
- 本サービス上、商標、ロゴ及びサービスマーク等(以下総称して「商標等」といいます。)が表示される場合がありますが、当社は、ユーザーその他の第三者に対し何ら商標等を譲渡し、又はその使用を許諾するものではありません。
- ユーザーが本サービスを利用して作成した装具の設計に係る知的財産権は、ユーザー又は当該知的財産権が帰属する第三者に帰属するものとし、当社は、当該知的財産権を主張しません。
第14条(秘密保持)
当社及びユーザーは、本サービスに関連して、相手方から秘密である旨の告知を受けたうえで開示を受けた一切の情報(以下「秘密情報」といいます。)を秘密に保持し、法令に基づき開示を要求された場合又は本規約に定める場合を除き相手方の承諾なしに第三者に開示しないものとします。ただし、以下の各号のいずれかに該当するものは、秘密情報に該当しないものとします。
- 相手方から開示又は提供を受けた時点で既に公知又は公用のもの
- 相手方から開示又は提供を受けた後、自己の責によらずに公知又は公用になったもの
- 相手方から開示又は提供を受けた時点で既に自己が秘密保持義務を負うことなく所有していたもの
- 正当な権限を有する第三者から合法的に入手し、かつ当該第三者に対して秘密保持義務を負っていないもの
- 秘密情報によらず独自に開発したもの
第15条(再委託)
当社は本サービスの提供に関して、全部又は一部の業務を第三者に委託できるものとします。この場合、当社は、当該第三者に対し、本規約で当社に課せられる義務と同様の義務を課すものとします。
第16条(損害賠償)
- 当社及びユーザーは、本規約に違反することにより相手方に損害を与えた場合、その損害を賠償しなければなりません。
- ユーザーが本規約に違反して本サービスを用いたことにより第三者に損害が生じ、当該第三者が損害賠償請求その他の請求をする場合、ユーザーは、その責任で解決するものとし、当社は、当該損害賠償請求その他の紛争に関与せず、その責任を一切負わないものとします。
第17条(有効期間)
- 本規約は、本サービスの提供期間中であって、ユーザーについて第3条に基づく利用登録が完了した日から当該ユーザーが本サービスを退会した日、又は当該ユーザーのアカウントが削除された日のいずれか早い日までの間、当社とユーザーとの間で有効に存続するものとします。
- 前項の規定にかかわらず、第14条(秘密保持)の規定は本規約終了後なお3年間有効に存続するものとし、第11条(情報の収集、解析及び取扱い)、第12条(保証の否認及び免責)、第13条(権利の帰属)、第16条(損害賠償)、第20条(本規約上の地位の譲渡等)、第21条(協議解決)及び第22条(準拠法及び合意管轄)の規定は、各規定の対象事項が消滅するまで有効に存続するものとします。
第18条(規約改訂)
- 当社は、本規約の変更がユーザーの一般の利益に適合するとき、又は、本規約の変更が、本規約の目的に反せず、当該変更が必要かつ相当であって、変更に合理的な理由があると当社が判断した場合には、民法の定型約款の変更に係る規定に基づき、本規約の内容を変更できるものとします。
- 当社は、本規約を変更する場合には、次条に定める方法により、ユーザーに当該変更内容及びその効力発生日を相当な期間をもって通知するものとし、当該効力発生日の到来をもって、変更後の利用規約が適用されるものとします。
- 当社は、本条第1項に基づかずに本規約の変更を行う場合には、変更後の利用規約の内容について、次条に定める方法により、ユーザーに通知したうえで、ユーザーの同意を得るものとします。ユーザーから明示的な同意を得ることができない場合であっても、当該変更内容の通知後、ユーザーが何らの留保なく本サービスを利用した場合又は通知の日から相当な期間を超えて退会の手続をとらなかった場合には、ユーザーは当該変更後の利用規約の内容に同意したものとみなします。
第19条(連絡・通知)
- 本規約の変更に関する通知その他本サービスに関する当社からユーザーへの連絡は、当社ウェブサイト内の適宜の場所への掲示、電子メールの送信、又はプッシュ通知その他当社が適当と判断する方法により行うものとします。
- 本サービスに関する問い合わせその他ユーザーから当社に対する連絡又は通知は、当社ウェブサイト内の適宜の場所に設置するお問い合わせフォームへの送信その他当社が指定する方法により行うものとします。
- 当社は、ユーザーが登録したメールアドレスに、当社のサービス又は製品に関する広告・宣伝等のメールを配信することがあります。
第20条(本規約上の地位の譲渡等)
- ユーザーは、当社の書面による事前の承諾なく、ユーザーとしての地位又は本規約により生ずる一切の権利義務の全部若しくは一部を第三者に譲渡し、引き受けさせ、又は担保に供することはできません。
- 当社が本サービスにかかる事業を第三者に譲渡した場合(当社株式の第三者への譲渡、事業譲渡、合併、会社分割、株式交換及び株式移転を含みます。以下、総称して「事業譲渡等」といいます。)、当社は、当該事業譲渡等に伴い本規約上の地位、権利及び義務並びに登録情報その他のユーザー情報及びユーザーの秘密情報を当該事業譲渡等の譲受人に譲渡できるものとします。但し、当該譲受人が本規約に従う場合に限ります。
第21条(協議解決)
当社及びユーザーは、本規約に定めのない事項又は本規約の解釈に疑義が生じた場合には、互いに信義誠実の原則に従って協議の上速やかに解決を図るものとします。第22条(準拠法及び合意管轄)
本規約は日本法に準拠するものとし、本規約に関する一切の紛争については、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
【2020年10月1日 制定】
ビジネス版サービス利用規約
この規約(以下「本規約」といいます。)は、ラピセラ株式会社(以下「当社」といいます。)が提供する本サービス(第2条で定義します。)の利用に関して、本サービスをご利用になる方に同意していただく必要のある事柄を記載しています。本サービスをご利用になる方が本サービスをご利用になる際には、本規約が適用されます。本サービスをご利用になる方は、本規約に同意する前に必ず全文につきご確認いただきますようお願いいたします。
第1章 総則
第1条(総則・適用範囲)
- 本規約は、本サービスの利用に関する基本的な事項を規定します。
- 本規約は、本サービスの利用に関し、当社及び登録企業(第2条で定義します。)に対して適用されます。
- 当社が、当社ウェブサイト若しくは当社アプリ利用画面上に本サービスに関する個別規定若しくは追加規定を掲載する場合又は電子メール等により本サービスに関するルール等を発信する場合、それらは本規約の一部を構成するものとし、個別規定、追加規定又はルール等が本規約と抵触する場合には、当該個別規定、追加規定又はルール等が優先されるものとします。
第2条(定義)
本規約において使用する以下の用語は各々以下に定める意味を有するものとします。
- 「eLabo」とは、当社が提供する装具設計支援及び装具製造委託専用アプリケーション(理由の如何を問わずその名称又は内容が変更された場合の当該変更後のアプリケーションを含みます。)をいいます。
- 「設計支援サービス」とは、当社が「eLabo」を用いて提供するサービスのうち、当社が無償で提供する法人及び個人事業主向け装具設計支援サービスをいいます。
- 「製造受託サービス」とは、当社が「eLabo」を用いて提供するサービスのうち、当社が有償で提供する法人及び個人事業主向け装具製造受託サービスをいいます。
- 「本サービス」とは、設計支援サービスと製造受託サービスを併せたものをいいます。
- 「登録企業」とは、本サービスを利用する法人及び個人事業主をいいます。
- 「企業管理ユーザー」とは、登録企業の従業員等で、アカウントを管理する個人をいいます。
- 「ユーザー」とは、登録企業の従業員等で、アカウント内に当社所定の方法で登録された個人をいいます。
- 「登録希望企業」とは、本サービスの利用を希望する法人及び個人事業主をいいます。
- 「従業員等」とは、法人の役員及び従業員、並びに個人事業主本人及び個人事業主に雇用される者をいいます。
- 「利用登録」とは、第3条に規定する方法に従って、登録希望企業が行う本サービスの利用登録をいいます。
- 「登録情報」とは、当社の定める一定の情報であって、登録希望企業、登録企業が利用登録時に登録した情報及びかかる情報について登録企業自身が追加、変更を行った場合の当該情報をいいます。
- 「アカウント」とは、各登録企業が保有する、本サービスの利用に関する権利の総体をいいます。
- 「パスワード」とは、登録情報と組み合わせて、登録企業とその他の者とを識別するために用いられる符号をいいます。
- 「当社ウェブサイト」とは、そのドメインが「https://rapithela.co.jp/」であって、当社が運営するサービスに関するウェブサイト(理由の如何を問わず、当社のウェブサイトのドメイン又は内容が変更された場合は、当該変更後のドメインを含みます。)をいいます。
- 「知的財産権」とは、著作権(著作権法第27条及び第28条の権利を含みます)、特許権、実用新案権、商標権、意匠権その他の知的財産に関する権利(それらの権利を取得し、又はそれらの権利につき登録等を出願する権利を含みます。)をいいます。
- 「目的物」とは、製造受託サービスを通じて登録企業が当社に製造を委託し、当社が受託して製造した装具をいいます。
- 「装着者」とは、ユーザーが本サービスを利用して設計した義肢装具を使用することが想定される個人をいいます。
第2章 利用登録
第3条(登録)
- 登録希望企業は、本規約を遵守することに同意し、かつ登録情報を当社の定める方法で当社に提供することにより、当社に対し、本サービスの利用の登録を申請することができます。なお、申請は登録希望企業を代理して登録申請を行うことについて正当な権限を有する登録希望者の従業員等が行うものとします。当社は、登録申請を行った者が当該権限を有している従業員等であるとみなします。
- 当社は、当社の基準に従い、登録希望企業の登録の可否を判断し、当社からの登録希望企業へのアカウントの発行をもって、登録企業としての登録が完了したものとします。
-
当社は、第1項に基づき登録を申請した者が、次の各号のいずれかの事由に該当する場合は、登録を拒否することがあります。
- 当社に提供された登録情報の全部又は一部につき虚偽、誤記又は記載漏れがあった場合
- 登録希望企業が、本サービス又は当社が提供するその他のサービスの利用に際して、過去にアカウント削除等の利用停止措置を受けたことがあり、又は現在受けている場合
- 登録希望企業又はその役員が反社会的勢力(暴力団、暴力団員、暴力団員でなくなった時から5年を経過しない者、暴力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋等、社会運動等標ぼうゴロ又は特殊知能暴力集団、その他これらに準ずる者をいいます。以下同じ)である、反社会的勢力が経営を支配若しくは経営に実質的に関与している、又は反社会的勢力に対する資金提供その他反社会的勢力と社会的に非難されるべき関係を有していると当社が判断した場合
- 登録希望企業が日本法に基づき適法に設立され存続している日本法人でなく、かつ、日本法に基づき適法に開業届出をなした個人事業主でもない場合
- 登録希望企業の従業員等の中に 1 人以上の義肢装具士がおり、登録企業が義肢装具士法に基づき装具の製造を業として行っていることが明らかでないと当社が判断した場合
- その他、当社が登録を適当でないと判断した場合
- 登録企業は、利用登録にあたっては、真実かつ正確な情報を提供しなければなりません。当社は、登録企業自身が登録した登録情報を前提として、本サービスを提供いたします。
登録情報の内容に虚偽、誤り又は記載漏れがあったことにより登録企業に生じた損害について、当社は一切責任を負いません。 - 登録企業は、登録情報に変更が生じた場合は、自己の責任において、当社の定める方法により速やかに登録情報を変更するものとします。
- 前項の変更を怠ったことにより当社からの通知が不到達となった場合、当該通知は通常到達すべき時に到達したとみなされるものとします。
第4条(登録情報及びパスワードの管理)
- 登録企業は、自己の責任において登録情報及びパスワードを管理及び保管するものとし、これを企業管理ユーザー及びユーザー以外の第三者に利用させ、又は貸与、譲渡、名義変更若しくは売買等をしてはならないものとします。当社は、登録情報及びパスワードの一致を確認した場合、当該登録情報及びパスワードを保有する企業管理ユーザー又はユーザーが本サービスを利用したものとみなします。
- 登録情報又はパスワードの管理不十分、使用上の過誤、第三者による窃取又は使用等による損害の責任は、当社の故意又は重大な過失による場合を除き、登録企業が負うものとし、当社は一切の責任を負いません。
- 登録企業は、登録情報又はパスワードが盗用され又は第三者に使用されていることが判明した場合には、直ちにその旨を当社に通知するとともに、当社からの指示に従うものとします。
第3章 利用条件
第5条(利用料)
- 設計支援サービスは、当社により無償で提供されます。
- 製造受託サービスを通じて当社に目的物の製造を委託する場合、別途料金が発生いたします。
- 登録企業は、製造受託サービスを通じて当社に目的物の製造を委託する場合、第14条の規定に従い個別契約で定める製造委託料(以下「製造委託料」といいます。)を支払うものとします。
第6条(本サービスの利用)
- 登録企業は、自己が実施する装具の設計及び当該装具を当社へ製造委託する目的のためにのみ本サービスを利用するものとします。また、登録企業は、自己のユーザーに本規約を周知し、これを遵守させるものとします。
- 「eLabo」及び本サービスは、日本国内での利用を前提に提供されるものです。ユーザーは、日本国外における「eLabo」のダウンロード及び本サービスの利用が本規約のみならず日本又は外国の法令に違反する可能性があることを認識し、「eLabo」のダウンロード及び本サービスの利用を日本国内でのみ行うものとします。
- 登録企業は、有効に利用登録されている期間内に限り、第1項に定める目的かつ本規約に違反しない範囲内で、当社の定める方法に従い、本サービスを利用することができます。
- 登録企業による本サービスの利用に関する一切の行為について、当社は、当該登録企業自身の又は当該登録企業を代理して行為することについて正当な権限を有する登録企業の従業員等の行為とみなします。
- 本サービスの提供を受けるために必要なコンピューター、ソフトウェアその他の機器、通信回線その他の通信環境等の準備及び維持は、登録企業の費用と責任において行うものとします。
- 設計支援サービスは、登録企業の従業員等が義肢装具士としての責任のもとで行う装具の設計を支援するために提供されるものであり、当社が装具の設計者としての責任を負うものではありません。登録企業は、設計支援サービスを利用して設計された装具の設計者としての責任を負い、関連法令の遵守及び設計支援サービスを利用して設計された装具の設計の適切性、目的適合性等について自ら確認するものとします。
- 製造受託サービスは、登録企業の従業員等が義肢装具士としての責任のもとで行う装具の製造を支援するために提供されるものであり、当社の責任は、第17条及び第18条に規定する責任に限られます。
第7条(企業管理ユーザー)
-
企業管理ユーザーは次の各号の操作を実施する権限を持ちます。
- 登録情報の追加・変更・削除
- 企業管理ユーザーが所属する登録企業の各ユーザーが eLabo 上に保存した情報の閲覧・変更・削除
-
登録企業は、自己の従業員等の中から企業管理ユーザーを選任し、自己の責任において、企業管理ユーザーに次の各号の業務をさせるものとします。
- 登録情報の統括的な管理(ユーザーの追加・変更・削除を含む)
- 第20条に定める請求書の送付宛先情報の管理
- 第20条に定める支払いに関し、当社から登録企業へ問い合わせた場合の対応
第8条(禁止行為)
-
登録企業は、本サービスの利用にあたり、自ら又は第三者をして以下の各号のいずれかに該当する行為をしてはなりません。
- 法令、裁判所の判決、決定若しくは命令又は法令上拘束力のある行政措置に違反する行為及びこれらを助長する行為、又はそのおそれのある行為
- 当社又は他の登録企業その他の第三者に対する詐欺又は脅迫行為
- 公序良俗に反する行為、又はそのおそれのある行為
- 当社、又は他の登録企業又は第三者の知的財産権、肖像権、プライバシー、名誉、その他の権利又は利益を侵害する行為又はそのおそれのある行為
- 本サービスの運営を妨害し、又は当社若しくは本サービスの信用を毀損する行為、又はそのおそれのある行為
- 「eLabo」の全部又は一部の逆アセンブル、逆コンパイル若しくはリバースエンジニアリングを行い、又はその他の方法でソースコードを抽出する行為
- 本サービス又は当社の業務を妨害することを目的に「eLabo」のネットワーク又はシステム等に過度な負荷をかける行為
- 「eLabo」に接続しているシステム全般に権限なく不正にアクセスし又は当社設備に蓄積された情報を不正に書き換え若しくは消去する行為、その他当社に損害を与える行為
- コンピュータ・ウィルスその他の有害なコンピュータ・プログラムを含む情報を送信する行為
- 「eLabo」のサーバ等のアクセス制御機能を解除又は回避する方法で利用する行為
- 他の登録企業の情報の収集を目的とする行為
- 当社又は他の登録企業その他の第三者に成りすます行為
- 他の登録企業のアカウントを利用する行為
- 自己のアカウントを第三者に利用させる行為
- 「eLabo」の複製、翻訳、翻案等の改変行為
- 「eLabo」の販売、配布、再使用許諾、公衆送信(送信可能化を含みます。)貸与、譲渡又はリースその他の処分行為又は
- 反社会的勢力への利益供与行為
- 本規約並びに及び本サービスの趣旨及び目的に反する行為
- 前各号の行為を直接又は間接に惹起し、又は容易にする行為
- その他、当社が不適切と判断する行為
第9条(登録企業の退会)
- 登録企業は、所定の方法により本サービスを退会することができます。本サービスを退会した登録企業は、退会の時点から本サービスを利用することができなくなるものとします。
- 登録企業は、本サービス退会後も、当社に対する本規約上の一切の義務及び債務(製造委託料及び損害賠償義務を含みますが、これらに限りません。)を免れるものではありません。
- 登録企業は、退会時に当社に対する債務が残存している場合には、当該債務の一切について当然に期限の利益を失い、直ちに当社に対して全ての債務を支払わなければなりません。
- 登録企業が本サービスを退会した場合、当社は速やかに当該登録企業のアカウントを削除いたします。ただし、当社は、登録企業が本サービスを退会した後も、第12条第3項に定める情報を保有及び利用することができるものとします。
- 退会後、再度本サービスの登録を希望する際は、再度登録手続を行う必要があります。登録企業は再度の登録手続後、退会前のデータが引き継がれないことを予め承諾するものとします。
第10条(規約違反の場合の措置等)
-
当社は、登録企業が次の各号のいずれかに該当し又は該当するおそれがあると当社が判断した場合には、当社の裁量により、当該登録企業の若しくはアカウントの削除又は当該登録企業による本サービスの利用の一時停止若しくは制限をすることができるものとします。
- 本規約のいずれかの条項に違反した場合
- 当社に提供された登録情報の全部又は一部につき虚偽の事実があることが判明した場合
- 監督官庁から営業許可等の取消、停止等の処分を受けた場合
- 仮差押、仮処分、強制執行、担保権の実行としての競売等の申し立て若しくは破産手続開始、民事再生手続開始、会社更生手続開始の申し立てがあった場合、清算に入った場合、任意整理を開始した場合又は支払停止、支払不能等の事由が生じた場合
- 解散又は事業の全部若しくは重要な部分の譲渡の決議をした場合
- 当社からの問い合わせその他の回答を求める連絡に対して30日間以上応答がない場合
- 反社会的勢力である、反社会的勢力が経営を支配若しくは経営に実質的に関与している、又は反社会的勢力に対する資金提供その他反社会的勢力と社会的に非難されるべき関係を有していると当社が判断した場合
- 本サービスの運営・保守管理上必要であると当社が判断した場合
- その他前各号に類する事由があると当社が判断した場合
- 登録企業は、アカウント削除後も、当社に対する本規約上の一切の義務及び債務(製造委託料及び損害賠償義務を含みますが、これらに限りません。)を免れるものではありません。
- 登録企業は、アカウント削除時に当社に対する債務が残存している場合には、当該債務の一切について当然に期限の利益を失い、直ちに当社に対して全ての債務を支払わなければなりません。
- 当社は、登録企業のアカウント削除後も、第12条第3項に定める情報を保有及び利用することができるものとします。
- 当社は、本条に基づき当社が行ったアカウントの削除、又は当該登録企業による本サービスの利用の一時停止若しくは制限行為により登録企業に生じた損害について一切の責任を負いません。
第4章 本サービスの提供
第11条(本サービスの変更、追加、廃止及び中断等)
- 当社は、当社の判断により本サービスの内容の全部又は一部を変更又は追加することができるものとします。
- 当社は、当社の判断により本サービスの全部又は一部の提供・運営を終了することができるものとします。当社は、当社の判断により本サービスの全部又は一部の提供・運営を終了する場合、当社が適当と判断する方法で登録企業にその旨通知いたします。ただし、天災等の不可抗力による場合等緊急の場合は登録企業への通知を行わない場合があります。
-
当社は、次の各号のいずれかの事由が生じた場合には、登録企業に事前に通知することなく、本サービスの一部又は全部を一時的に中断することができるものとします。
- 本サービス用のハード・ソフト・通信機器設備等に関わるメンテナンスや修理を定期的又は緊急に行う場合
- アクセス過多、その他予期せぬ要因でシステムに負荷が集中した場合
- 登録企業のセキュリティを確保する必要が生じた場合
- 電気通信事業者の役務が提供されない場合
- 地震、水害、感染症の流行等の天災、火災、停電、その他の不慮の事故又は戦争、紛争、動乱、暴動、労働争議等により本サービスの提供が不能又は困難となった場合
- 法令若しくはこれに基づく措置又は司法機関若しくは行政機関による命令若しくは協力要請により本サービスの運営が不能又は困難となった場合
- その他前各号に準じ当社が必要と判断した場合
- 当社は、本条に基づき当社が行った措置により登録企業に生じた損害について一切の責任を負いません。
第12条(情報の収集、解析及び取扱い)
- 当社は、本サービスにおいて、登録企業から、装着者に提供予定の装具の設計データ並びに装着者の年代及び性別の情報(以下「設計情報」といいます。)を取得します。当社において、設計情報によって特定の個人を識別することはできず、また、当社が設計情報以外に装着者に関する情報を取得することは一切ありません。
- 当社は、登録情報、本サービスを通じて収集した登録企業並びにその企業管理ユーザー及びユーザーの行動データ等その他の登録企業並びにその企業管理ユーザー及びユーザーに関する情報並びに設計情報の取扱いについて、当社ウェブサイトに記載のプライバシーポリシーに従うものとし、登録企業は、当該プライバシーポリシーに従って当社が当該情報を取り扱うことについて同意するとともに、登録企業の責任においてその企業管理ユーザー及びユーザー並びに装着者の同意を取得するものとします。
- 当社は、登録情報、本サービスを通じて収集した登録企業並びにその企業管理ユーザー及びユーザーの行動データ等その他の登録企業並びにその企業管理ユーザー及びユーザーに関する情報並びに設計情報を、当社の裁量で、「eLabo」の機能の維持、保全、修正及び改良、本サービスの提供及び運用並びに本サービスを含めラピセラが提供するサービスや商品の開発、改良及び品質の向上の目的のために利用し、又は個人を特定できない形での統計的な情報として利用することができるものとし、登録企業はこれに同意するとともに、登録企業の責任においてその企業管理ユーザー及びユーザー並びに装着者の同意を取得するものとします。
- 登録企業は、自己の事業上取得する個人情報(個人情報の保護に関する法律に定める意味を有します。以下同じ。)を自らの責任で管理するものとします。また、登録企業は、登録情報及び設計情報以外には企業管理ユーザー、ユーザー、装着者又は第三者の個人情報を当社に送信その他の方法により開示しないものとします。なお、本規約において「個人情報」とは、個人情報の保護に関する法律に定める意味を有します。
第13条(保証の否認及び免責)
- 当社は、本サービス又は本サービスを通じて提供されるコンテンツその他本サービスにより登録企業が取得し得る一切の情報が、登録企業の特定の目的への適合性、商品的価値、正確性、有用性若しくは完全性を有すること、本サービスの利用が登録企業に適用のある法令及び業界団体の内部規則等に適合すること若しくは第三者の権利を侵害しないこと、又は「elabo」若しくは本サービスにセキュリティ上の欠陥、エラー、バグ又は不具合が生じないことについて、何ら保証するものではありません。
- 当社は、本サービスが全ての情報端末に対応していることを保証するものではなく、また、仮に本サービスの利用開始時に対応していた場合でも、本サービスの利用に供する情報端末のOSのバージョンアップ等に伴い本サービスの動作に不具合が生じる可能性があることにつき、登録企業はあらかじめ了承するものとします。当社は、かかる不具合が生じた場合に当社が行うプログラムの修正等により当該不具合が解消されることを保証するものではありません。
- 登録企業は、AppStore、Google Play等のアプリストアの利用規約の変更等に伴い、本サービスの一部又は全部の利用が制限される可能性があることをあらかじめ了承するものとします。
- 当社は、本サービスのサーバ上に登録企業が保存した情報の保管を保証するものではありません。
- 当社は、本サービスの提供の中断、停止、終了、利用不能若しくは変更、本サービスのサーバ上に登録企業が保存した情報の削除若しくは消失、アカウントの削除若しくは消失、機器の故障若しくは損傷に起因する損害その他事由の如何を問わず、本サービスに起因又は関連して生じた損害につき、当社の故意又は重過失による場合を除き、賠償する責任を一切負わないものとします。
- 登録企業が本サービスを利用するにあたり、法令に基づいて登録企業が遵守すべき事項を遵守していなかった場合、当社はそれに一切関与せず、何らの責任も負わないものとします。
第5章 製造委託
第14条(個別契約の成立、内容)
- 登録企業は、当社に対し、登録企業が設計支援サービスを利用して設計した装具の製造委託を申し込むことができます。
- 登録企業が「elabo」上で目的物について「発注する」ボタンを押し、又は製造を委託することを示すその他の操作を行った場合、当該目的物について当社に対して製造委託の申込をなしたものとみなされます。
- 前項による製造委託の申込に対して「elabo」の画面上に「発注完了」という表示がされたとき、「elabo」のプロジェクト一覧画面上等で当該目的物のステータスが「発注済」となったとき、又は当社が登録企業に対して当該目的物の製造を受託した旨の電子メールを送信したときのいずれか早いときをもって、当社が当該目的物について製造委託の申込を承諾したものとみなされ、当該目的物について登録企業と当社の間に製造委託の個別契約が成立するものとします。
- 目的物の品名、数量及び納入場所は、登録企業が「elabo」上で入力したとおりとします。
- 目的物の製造委託料の額は、登録企業が「elabo」上で製造委託の申込をしようとするときに「elabo」の画面上に表示される額、若しくは当社ウェブサイトにおいて当社が公表する単価表に基づき算出される額、又は登録企業が製造委託の申込をする前に当社が定める方法により別途当社から登録企業に対して通知する額とします。
- 目的物の出荷日は、登録企業が製造委託の申込をする前に、当社が定める方法により別途当社から登録企業に対して通知する出荷日とします。
第15条(目的物の納入)
- 当社は、個別契約の定めにより目的物を納入します。
- 登録企業が個別契約により定められた納入期日に目的物を引き取らない場合には、当社はいつでも目的物を登録企業の計算において任意に処分のうえ、その売得金から、処分に要した費用を控除した残額をもって登録企業に対する損害賠償債権を含む一切の債権の弁済に充当し、不足額のあるときは、登録企業に請求できるものとします。
第16条(目的物の受領)
- 登録企業は、個別契約に基づき納入された目的物を受領したときは遅滞なく検査するものとします。当該検査の結果、当該目的物が設計又は仕様に合致していないことが発覚した場合、登録企業は当該目的物の受領日から10日以内に「eLabo」内に設置された「お問い合わせフォーム」より当社に通知するものとします。
- 目的物の所有権は、登録企業が目的物を受領した時に当社から登録企業に移転するものとします。
- 目的物の所有権が当社から登録企業に移転する前に生じた目的物の滅失、損傷、変質その他一切の損害は、登録企業の責に帰すべきものを除き当社の負担とし、目的物の所有権が登録企業に移転した後に生じたこれらの損害は、当社の責に帰すべきものを除き登録企業の負担とします。
第17条(目的物の品質保証)
- 製造受託サービスにおいて当社が製造受託する目的物の設計は、登録企業が「elabo」を通じて当社に送信するものとします。
- 前項に定める設計以外の目的物の仕様(材質、ラティス構造等)は、当社が当社ウェブサイトにおいて公開するとおりとします。なお、目的物の仕様を複数の候補の中から選択可能である場合は、登録企業が「elabo」により目的物の製造委託の申込をなすときに選択する仕様とします。
- 当社は、目的物が第1項により当社に送信される設計(以下、単に「設計」といいます。)及び前項により定める仕様(以下、単に「仕様」といいます。)に第15条による納入の時点において合致していることを保証します。但し、目的物の実測値と設計との誤差が、当社が当社ウェブサイトにおいて公開する許容誤差範囲内である場合、当該目的物は、設計に合致しているものとみなします。
- 目的物の用途に対する適合性、商品的価値、正確性、有用性、完全性及び安全性については登録企業が確認するものとし、当社は、これらに関する責任を負わないものとします。当社は、設計及び仕様に合致している目的物を納入した場合、債務の本旨に従った履行を行ったものとします。
第18条(目的物に関する責任)
- 目的物に受入検査では発見できない契約不適合(設計又は仕様に合致していないことをいいます。以下同じ。)があった場合、当社は、代品を納入するものとし、また、登録企業において当該契約不適合により損害を被った場合には、その損害を賠償するものとします。ただし、賠償の範囲は、当該契約不適合に起因して現実、直接に発生した通常の損害に限られるものとし、また、登録企業はその損害を極力最小限に留めるよう努力するものとします。
- 前項に定める当社の責任は、目的物の納入日から6ヶ月以内に当社に通知された契約不適合についてのみ適用されるものとし、当社は、かかる条件を満たす契約不適合以外の目的物に関する一切の請求について、原因の如何を問わず、その責任を負わないものとします。
- 本条に基づく当社の損害賠償責任は、いかなる場合においても、契約不適合が発見された目的物の価格を超えないものとします。
- 当社及び登録企業は、目的物に起因して第三者からクレームを受け又は訴訟を提起された場合、直ちに相手方にこれを通知するものとし、互いに協力して原因解明等その防御につき最善を尽くすものとします。ただし、その原因が、第2項の定めに基づき通知された目的物の契約不適合以外の事由によるものであるときは、登録企業は、当該クレーム又は訴訟を自らの費用と責任において一切処理するものとします。
第19条(関連資料の保管)
登録企業は、目的物の品質に関わる図面、仕様書、規格及び製造に関する技術資料、試験・検査の要項書・成績書及び規定等の各原本等を、目的物を当社が最後に納入したときから11年を経過するまで保管するものとします。
第20条(製造委託料の支払い)
- 登録企業は、当社が発行する請求書に基づき目的物の出荷月末日締め翌月末日払いで、当社が指定する銀行口座への振込により製造委託料を支払うものとします。なお、製造委託料に関する消費税その他の税金及び支払いに要する手数料は登録企業負担とします。
- 登録企業は、製造委託料の支払いを遅延した場合、年14.6%の割合による遅延損害金を当社に対して支払うものとします。
第6章 一般条項
第21条(権利の帰属)
- 「elabo」及び本サービスにおいて当社が提供するコンテンツ等(これらの修正及び改良を含みます。)に関する一切の知的財産権は、当社又は当社にライセンスを許諾している者に帰属します。当社は、登録企業に対し、本規約上で明示する以外のいかなる権利を認めるものではありません。
- 本サービス上、商標、ロゴ及びサービスマーク等(以下総称して「商標等」といいます。)が表示される場合がありますが、当社は、登録企業その他の第三者に対し何ら商標等を譲渡し、又はその使用を許諾するものではありません。
- 登録企業が本サービスを利用して作成した装具の設計に係る知的財産権は、登録企業又は当該知的財産権が帰属する第三者に帰属するものとし、当社は、当該知的財産権を主張しません。
- 前項に規定するものを除き、目的物又はその製造方法に係る知的財産権は、当社に帰属するものとします。
第22条(秘密保持)
当社及び登録企業は、本サービスに関連して、相手方から秘密である旨の告知を受けたうえで開示を受けた一切の情報(以下「秘密情報」といいます。)を秘密に保持し、法令に基づき開示を要求された場合又は本規約に定める場合を除き相手方の承諾なしに第三者に開示しないものとします。ただし、以下の各号のいずれかに該当するものは、秘密情報に該当しないものとします。
- 相手方から開示又は提供を受けた時点で既に公知又は公用のもの
- 相手方から開示又は提供を受けた後、自己の責によらずに公知又は公用になったもの
- 相手方から開示又は提供を受けた時点で既に自己が秘密保持義務を負うことなく所有していたもの
- 正当な権限を有する第三者から合法的に入手し、かつ当該第三者に対して秘密保持義務を負っていないもの
- 秘密情報によらず独自に開発したもの
第23条(再委託)
当社は本サービスの提供に関して、全部又は一部の業務を第三者に委託できるものとします。この場合、当社は、当該第三者に対し、本規約で当社に課せられる義務と同様の義務を課すものとします。
第24条(損害賠償)
- 当社及び登録企業は、本規約に違反することにより相手方に損害を与えた場合、その損害を賠償しなければなりません。
- 登録企業が本規約に違反して本サービスを用いたことにより第三者に損害が生じ、当該第三者が損害賠償請求その他の請求をする場合、登録企業は、その責任で解決するものとし、当社は、当該損害賠償請求その他の紛争に関与せず、その責任を一切負わないものとします。
第25条(有効期間)
- 本規約は、本サービスの提供期間中であって、登録企業について第3条に基づく利用登録が完了した日から当該登録企業が本サービスを退会した日、又は当該登録企業のアカウントが削除された日のいずれか早い日までの間、当社と登録企業との間で有効に存続するものとします。
- 前項の規定にかかわらず、第22条(秘密保持)の規定は本規約終了後なお3年間有効に存続するものとし、第12条(情報の収集、解析及び取扱い)、第13条(保証の否認及び免責)、第21条(権利の帰属)、第24条(損害賠償)、第28条(本規約上の地位の譲渡等)、第29条(協議解決)及び第30条(準拠法及び合意管轄)の規定は、各規定の対象事項が消滅するまで有効に存続するものとします。
第26条(規約改訂)
- 当社は、本規約の変更が登録企業の一般の利益に適合するとき、又は、本規約の変更が、本規約の目的に反せず、当該変更が必要かつ相当であって、変更に合理的な理由があると当社が判断した場合には、民法の定型約款の変更に係る規定に基づき、本規約の内容を変更できるものとします。
- 当社は、本規約を変更する場合には、次条に定める方法により、登録企業に当該変更内容及びその効力発生日を相当な期間をもって通知するものとし、当該効力発生日の到来をもって、変更後の利用規約が適用されるものとします。
- 当社は、本条第1項に基づかずに本規約の変更を行う場合には、変更後の利用規約の内容について、次条に定める方法により、登録企業に通知したうえで、登録企業の同意を得るものとします。登録企業から明示的な同意を得ることができない場合であっても、当該変更内容の通知後、登録企業が何らの留保なく本サービスを利用した場合又は通知の日から相当な期間を超えて退会の手続をとらなかった場合には、登録企業は、当該変更後の利用規約の内容に同意したものとみなします。
第27条(連絡・通知)
- 本規約の変更に関する通知その他本サービスに関する当社から登録企業への連絡は、当社ウェブサイト内の適宜の場所への掲示、電子メールの送信、又はプッシュ通知その他当社が適当と判断する方法により行うものとします。
- 本サービスに関する問い合わせその他登録企業から当社に対する連絡又は通知は、当社ウェブサイト内の適宜の場所に設置するお問い合わせフォームへの送信その他当社が指定する方法により行うものとします。
- 当社は、登録企業が登録したメールアドレスに、当社のサービス又は製品に関する広告・宣伝等のメールを配信することがあります。
第28条(本規約上の地位の譲渡等)
- 登録企業は、当社の書面による事前の承諾なく、登録企業としての地位又は本規約により生ずる一切の権利義務の全部若しくは一部を第三者に譲渡し、引き受けさせ、又は担保に供することはできません。
- 当社が本サービスにかかる事業を第三者に譲渡した場合(当社株式の第三者への譲渡、事業譲渡、合併、会社分割、株式交換及び株式移転を含みます。以下、総称して「事業譲渡等」といいます。)、当社は、当該事業譲渡等に伴い本規約上の地位、権利及び義務並びに登録情報その他の登録企業情報及び登録企業の秘密情報を当該事業譲渡等の譲受人に譲渡できるものとします。但し、当該譲受人が本規約に従う場合に限ります。
第29条(協議解決)
当社及び登録企業は、本規約に定めのない事項又は本規約の解釈に疑義が生じた場合には、互いに信義誠実の原則に従って協議の上速やかに解決を図るものとします。
第30条(準拠法及び合意管轄)
本規約は日本法に準拠するものとし、本規約に関する一切の紛争については、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
【2020年10月1日 制定】